学習用からSOHO用、リビング向きまで、天板高さを変えられる机
使う方の体格やお子さんの成長に合わせて高さを調整できる、高さ調整式デスクを紹介します。
机の高さが調節できれば、「デスクの高さが合わなくて肩がこる…」「もう少し高さがあれば作業にちょうどいいのに…」そんな悩みも軽減できますよね。
快適な仕事や勉強のために、自分にピッタリの高さを選びましょう。
書き物をするときとパソコン作業をするときでは、快適に作業できる机の高さは違ってきます。
今回はビジネス向けから、学習机としても使える無垢の木の机や、自宅オフィスに適したおしゃれな昇降デスク、家事作業にも便利に使いまわせるアトリエテーブルなど、10の製品を選びました。
ERD-SH12070W
まず最初はインテリアの壱番館さんから、耐荷重60kgのがっしりとした昇降デスクERD-SH12070Wを紹介します。
ハンドルを回転させて67.5cm~112.5cmまで天板の高さを調節することができ、ハンドルは内側に折り畳むことができます。
ビジネス向けの印象ですが、個人で使うならこの手動タイプが比較的安価でおすすめです。天板幅は70cm、90cm、100cmと写真の120cm。
他にガス圧式、電動式の昇降デスクのラインナップもありました。
2本脚デスク(M)
学習机や大人用の机など、無垢材を生かした様々な木工家具を制作しているキシルさんの2本脚デスク(M)。
こちらのデスクは檜の無垢材で、幅100cm、奥行き60cmと、一般的な学習机と同等の広さです。
高さの調整は55cmから73cmまで3cmきざみ。55・58・61・64・67・70・73cmの7段階です。
低めの段階が多く選べるので、小・中学生はもちろん、小柄な女性にも無理のない高さにできますよね。
また、脚部分と天板部分を繋ぐサイドパネルを外せば、39.5cmのローデスクにもなります。
2本脚デスクはりんご・ゆき・くりなど7つの色にカスタマイズが可能。
他に幅80cmのSと115cmのWもあります。
COMOデスク[M]
こちらはひのきの学習机専門店さんのCOMOデスク[M]。100cm幅になります。
他には幅115cmの[W]と、80cmの[S]、狭小スペース向けとしている65cmの[ミニ]があります。
レビュー数はミニのほうが多いですね。
Mサイズの奥行は60cmで、高さの調整は55・58・61・64・67・70・73cmの7段階です。先ほどのキシルさんの2本脚デスクと同じですね(ロータイプにはなりません)。
キシルさんもそうなんですが、ひのきの学習机専門店さんの販売サイトにも、このようなシンプルな学習机や大人用デスクのバリエーションが多いです。
そのなかで、高さ調整式の机の一覧はこちら。
学習机 幅105cm A661-PEC
frenchflowさんより、37cm、61cm、72cmの3段階に高さを調節できる木製デスクです。
37cmに合わせた時はローデスクですので、学習机として使う場合には2段階の調整幅と考えたほうがいいかもしれませんね。
調整幅の1段が大きいので、3cmきざみの5段階で座面を調整できる同シリーズの椅子と組み合わせると、お子さんが使う場合でも勉強しやすい高さに合わせやすいと思います。
シリーズにはデスクのほかに、チェア、キャスター付きワゴン、3段シェルフ、ランドセルラックもありました。
Bauhutte BHD-1000M
バウヒュッテのおしゃれなワーキングデスクは、59cmから80cmまで、簡単なレバー操作で自由に天板の昇降ができます。
天板幅は100cmで奥行きが60cm。SOHO作業にぴったりではないでしょうか。
少し広め120cm幅のタイプもあり、それぞれに写真のブラックとホワイトがあります。
バウヒュッテの昇降デスクはPC用デスクとして非常に人気が高く、同じく天板の高さが自由に調節できるPC収納ワゴンも、一時期は生産が追い付かないほどでした。
デスクと高さを揃えれば、さらに使い勝手がよくなるでしょう。木製家具と比べて価格もお安いのも魅力です。
同じシリーズで収納やプリンター台、引き出し付きワゴンやモニターアームなども最近は出てきていて、PC作業環境をシステムで揃えられるようになっています。
オカムラ NOVEL
脚部で昇降するので高さを変えても天板に囲まれ感が出ない、オカムラのNOVEL。
幅110×奥行60cmで、天板高さの調整は6段階。JIS規格の2号から6号と5.5号に相当します。
具体的な高さの表示が販売ページにはなかったので、調べてみたのがこちらです。
52・58・64・70・73・76cm (現行JIS規格2~5、5.5、6号)
デザイン的にもそうですが、73cm前後で細かく調整できるところは、大人の男性向けという感じがしますね。
このNOVELも同シリーズでワゴンや椅子、上置き棚を選ぶことができ、学習机的な構成にもすることができます。
高さ調整式デスク Plady
Pladyは、幅110cm、奥行き44.5cmと、省スペースな天然木製デスク。90cm幅のタイプもあります。
高さはご覧の9通りに調整できます。
リビングでちょっとした仕事をするとか、お子さんの勉強を見るのにもちょうどのサイズです。
PCを置いてのワーキングデスクにもいいですね。高さの調整ピッチが狭いので、PCのキーボードの高さが微妙に合わずに発生する肩こりも軽減できそうです。
hommage アンティークアトリエテーブル
インテリア家具と照明のドルチェさんから、店舗での立ち作業のお仕事にもよさそうな、hommageのアトリエテーブル型のワーキングテーブルです。雰囲気がありますね。
天板サイズは120cmx60cm。パソコン作業や事務デスクとしては、少し広めに使えます。
天板の高さは64・72.5・78.5・84.5・90.5cmの5段階に調整できます。
これだけスペースがあれば、1回分の洗濯物を取り入れてたたむスペースとしても使えるかもしれませんね。
cosine ワークデスク
MUKU工房が作る家具シリーズcosineのワークデスクです。
無垢にこだわりを持つ作家たちがメープル材をほぞ組みなどの技法で仕上げたこんな机なら、自分の仕事の水準も上がりそう。ものづくりをしたい人のデスクとしてもふさわしいのではないでしょうか。
31cmから131.5cmまで、6cmきざみで天板と棚板の高さを調整することができます。
一般的な机の高さとしては、54・60・66・72cmあたりが調整幅になりますね。
オーダーデスク 幅が自由に選べる リフティングデスク
最後はオーダーできる昇降式デスクのご紹介です。
高さの調整は70cmから109cmまで3cm刻み。一般的な机と比べて低いほうには調整できませんが、立ち仕事用のテーブルや立ち机としての用途にも適しています。
奥行きも60cmと44.5cmのタイプがあるので、置きたいスペースにあわせて机を作ることができます。
高さ調整ができる机・まとめ
高い机にキーボードを置いて作業していて肩がこるなど、デスクの高さがしっくり来ていない方も多いと思います。小柄な女性の場合、新JIS規格の70cmの机でも高いと感じるのではないでしょうか。特にパソコン作業には低めの机がおすすめですよ。
今回は子どもから大人まで使えるという視点から、自由に、または段階的に高さが変えられる机をまとめました。お役に立てれば幸いです。