検索結果に表示すらされないGoogleの「足切り」には困ったものだ

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「最も的確な検索結果を表示するために、上の…件と似たページは除外されています。」という表示が、思ったより早く出てくる

最近、自分のブログの記事が検索結果で何位くらいに位置しているのか調べようとして、いくつかのキーワードで実際に検索してみたことがあります。

その時に気付いたのですが、今のGoogleって、ページがいくら存在しても、検索結果に上位数十記事しか出してこないこともよくあるんですね。

50記事とか、ひどいときには20記事とか。

その数十記事以外はいわゆる「圏外」扱いで、タイトルを見ることすらできません。

つまり、その上位数十記事に入れていない記事は、そのキーワードで検索しても、事実上発見できないことになります。

これを検索結果の「足切り」と表現している人もいて、言い得て妙だと思いました。

これは、とくに固定ファンのいない、検索経由の流入に頼るしかない弱小ブログの運営にとって、マイナスの影響が大きい仕組みです。そもそも人の目に触れなければ、アクセスが生まれないですからね。

以前は検索結果のページも10ページ、20ページとかなり深いところまで見ていくことができたはずなんですが、今は2ページか3ページで唐突に終わったりします。

具体的には、「usbハブ atolla」で検索してみたときの結果。

この製品は僕が過去にレビューを書いたことのある、なかなか便利なUSBハブです。「usbハブ atolla」で検索したら、このブログの記事も出てくるかなと思ったのですが…。

 

記事はたくさんあるのに、検索結果には少数しか出ない

こちらが検索結果。

 

拡大↓

見かけ上、7万5000件余りの記事がヒットします。

しかし自分が書いた記事が出てくるまでもっと下のページも見ようと、検索結果のページを進めていくと…、

最も適格な検索結果を表示するために、上の55件と似たページは除外されています。」という表示が早くも3ページ目で現れます(僕はGoogleの表示設定で1ページ20件にしています)。

検索結果はここで打ち止め。

この55件の中に、僕の記事はもちろんありませんでした。

いくらなんでも、7万5000件あまりの全てのページがこの55記事に似ているということはありそうにないのですが、それでもこの55記事以外は検索ユーザーに見せる価値がないとGoogleは判断したのでしょう。

しかしこれでは、できるだけ多くの個性ある情報に接したいユーザーには使い勝手がよくないですし、何より僕の記事が存在してないのも同然で、気分がよくない(笑)。

これでは、弱小ブログの記事は人目に触れることすらできないではないですか。せめてせめて、評価のきっかけくらいはあたえろー!

 

検索キーワードを追加してみる

それでもう一度、僕の記事タイトルにも入っている「レビュー」のキーワードを追加して検索してみました。

あれこれ便利なatolla 4ポートUSB3.0 ハブをレビュー
atollaのUSB3.0対応USBハブをレビュー atollaの4ポートUSB3.0対応USBハブを半年ほど使用しています。 今日は、この細かい部分で使い勝手のいい、優れもののUSBハブをレビューします。 atolla USB3.0 ハブ...

(↑そのレビュー記事。)

 

すると、検索結果の5位に僕の記事が表示されました。

「品名だけ」では圏外で、検索キーワードに「レビュー」を足せば5位。

 

弱小ブログでは、タイトルにキーワードを複数含めて、ニッチな検索需要を狙っていくしかないのかなと思わされる結果ですね。

しかしニッチなキーワードでは、当然アクセス数も多くは望めないわけで、実際にこの記事の昨日のアクセスは1PVでした。

でも1PVあるだけいいのか…?

 

で、もうひとつこの検索結果でとても気になる点があるのですが、僕の記事の2つ上の3位の記事。これも同じUSBハブのレビュー記事です。僕と同じ個人ブログのようですが、僕の記事の内容と要所でところどころ似ているのはなぜだ

いや、似ているのはいい。良い製品なので、たまたま同じ感想を持つことだってあるだろう。同じ表現を選ぶことだってあるだろう。僕の記事の半月ほど後に作成されているけれど、ただ、ひとつだけ言いたい。僕の記事より上にあるのはなぜ?教えて?

…ふんだんに写真を使ってるからかな、そう思うことにしよう。また一つアクセスアップの学びを得たと考えよう。

でも、画像を使ったら使ったで、その画像を軽薄な語り口のリライトブログにパクられたこともあったりする(chromeの画面が黒くなる現象の対策記事など)ので、Googleさんが大手や強者にだけ優しく見える昨今、個人ブログのモチベーションの維持も難しいものだと感じています。