小型PC選びの結果、LIVA X2を買った レビューその2

使った感想

LIVA X2を半年使ってみたレビュー

昨日の記事では、超小型PC「LIVA X2」の購入と、使用開始までの経緯をお話ししました。

小型PC選びの結果、LIVA X2を買った レビューその1

 

本日は、この小型パソコンを半年ほど普段使いしてきた感想を書いて、レビュー後編としたいと思います。

 

LIVA X2の外観について

昨日も書いたとおり、今もこのLIVA X2でこのブログを書いているのですが、この超小型PCはそのコンパクトぶりをいかんなく発揮して、液晶モニタの画面の下にすっきり納まっています。

CDケースよりも設置面積が小さいので(幅は少しはみ出します)、狭い机に置いても全く場所ふさぎ感がありません。

色がわずかにベージュ系パールを足したようなホワイトで、さらに角も丸くて存在感が柔らかいのが、パソコンらしくなくて良いです。

あと黒いモニタやキーボードと比べて、ホコリも目立ちませんね。

 

電源投入した時のLEDの光は、少しだけ紫がかった白。

その明るさもほどよく、天井の明かりをつけずにデスクライトだけで作業している夜間でも、眩しいということはありません。

LIVA X2は、まったくの無音

古いノートPCから乗り換えてみてこれはいいなと思ったことのひとつが、起動から終了に至るまで、まったく音がしないことでした。

完全に無音です。

回転するファンや記録媒体がないと音はしないんですね。隣の机で電源が入っているだけでなにも作業させていないノートPCの排気音のほうが気になってくるほど。

これは超快適です。

 

では発熱はどうか?

LIVA X2にはHDDドライブもありませんが、排熱用のファンもありません。それが絶対的な無音に寄与しているわけですが、実はこの点は、僕も購入前に気になっていたポイントでした。

熱を排出できなくて、負荷をかけると熱暴走するのではないか?と。

 

結論から言うと、発熱はほとんどありませんでした。

しかもこの「ほとんど」は、限りなく「全然」に近いほとんどと思っていただいて結構です。

僕はこのLIVA X2(メモリ4GB、ストレージ64GB)を2016年6月に買って、それ以来7月8月の真夏もほぼ毎日使用してきましたが、ネットを閲覧したり、こうしてブログを書いたり、またデジカメの写真を編集したり、HD動画を見まくったくらいでは、本体が熱くなるところまでは達しませんでした。

僕は購入前には、あまり発熱がひどければ四隅に10円玉でも重ねて脚を持ち上げるか、アルミの放熱板とかを用意しようと考えていたのですが、それは全くの杞憂でした。

 

作業中に本体の上部に手を当ててみても「ほんのり温かい…かな?」と思う2,3秒のうちに、本体が温かいのか自分の指の温度が移ったのか判別がつかなくなる、その程度の温度までしか上がりません。

サイドに空いているパンチ穴に手を当てても「やや暖かい」くらいで、これはWindows7のノートPCで同等の作業をしていて横の排気穴から噴き出してくる風のほうが、よほど熱いです。

 

ただ温度がどこまで高くなるかは作業の負荷の大きさやメモリ等の構成にもよると思うので、上記は参考までに。

ちなみにこの記事は2017年1月2日に書いていて、外の天気は晴れ。この地の冬場としては暖かい日和です。

それでも冷え性男性としては指先を温めたいと思うところなんですが、このLIVA X2ではあんかとしては物の役に立ちません(笑)

 

無線LANの状況は?

LIVA X2は無線LAN対応です。

僕の環境では当初2.4GHzで接続していたころにたまに途切れて1分~数分ほど回復しない現象が発生したので、5GHzで接続しなおしました。

同じ部屋でタブレットは2.4GHzでしっかりつながっていたので、なにかしら相性があるのかもしれません。

 

ルーターと僕の机は、間に壁1枚と大きな食器棚と電子レンジと木製のドアが1枚あります。関係あるかどうかわかりませんがIH調理器や冷蔵庫もあります。

ただし2.4GHzが途切れたのは、電子レンジの使用時とは限りませんでした。レンジを使っていない深夜でも起こりました。

待っていると勝手に直ったりルーターを再起動すると直ったので、ルーター側の要因が大半だったろうと思っています。

現在は5GHz帯で途切れることなくつながっています。

また2.45GHz、5GHzとも、つながってさえいれば速度に不満はありません。

 

LIVA X2の不満点

不満点はあえて言えばUSB端子が少ないことですね。それとその位置です。

光学ドライブや大容量のストレージがないLIVA X2は、基本的に周辺機器をUSBで接続することになります。

Bluetoothも内蔵しているので、BT対応のキーボードなどはそちらに回すこともできますが、基本はUSBです。

 

LIVA X2のUSB端子は、USB3.0が前面に3つ(だけ)です。

それに対して僕が接続したい周辺機器の数は、

  • キーボード
  • マウス
  • USBメモリー
  • カードリーダー
  • 外付けブルーレイドライブ
  • 外付けHDDドライブ

7つありました。

そしてマウスやキーボードのような常時接続しっぱなしのデバイスは、できればPCの後ろ側につなげたかったという希望もあります。

 

当然ここで必要になってくるものは、もうお分かりですね、そう、USB3.0のUSBハブです。

 

LIVA X2を普通にデスクトップPCとして使う場合、つまりリビングのテレビ用など限定的な用途に使うのでない限り、USB3.0対応のUSBハブがあったほうがいい、というより必須です。

ここが不満といえば不満です。でも最初に書いたように、あえて言えば、ですけどね。

ということで、明日は僕が追加で買ったUSBハブを紹介します。

※記事を書きました。

あれこれ便利なatolla 4ポートUSB3.0 ハブをレビュー

 

LIVA X2 レビュー後編まとめ

LIVA X2は、ネットと動画閲覧と、簡単な画像編集、ブログの執筆ができればいいという僕の要求にはぴったりのコンパクトPCでした。

昨日の記事の内容と合わせてLIVA X2の買ってよかった点を列挙すると、

  1. 安い
  2. 小さくて軽い
  3. 起動が速い
  4. 音がしない
  5. 発熱がない

こんな感じになりますね。どれも僕にとってはうれしい点でした。性能的にはメモリ4GBを選びましたが、上記の用途には全く不足がありません。

2018年12月現在は2万円台で購入できます。

 

LIVA X2は、かわいいパソコンでもある

あと、よかった点に、かわいい、も足しておきましょうか。デザインが丸みを帯びていて色も柔らかいので、女性の机でも変に目立つことはないでしょう。

このPCはテレビにつないでリビングで使うこともできるので、見た目が仰々しくないのも高ポイントかもしれません。

 

ここまでLIVA X2を半年使って気づいたことを書いてみました。いかがだったでしょうか。

この記事がLIVA X2に興味を持っている方の参考になるとうれしいです。