ハイチェア・ベビーチェアはいつまで使うものを選ぶべき?

ベビー用品

本当に大人まで使う? それとも赤ちゃんの時だけにする?

赤ちゃんに食事をさせるハイチェアのランキング上位の商品と、その口コミレビューを紹介します。

それぞれコンセプトの違うハイチェアですが、どれも人気の製品。離乳食を与える時期の赤ちゃんがしっかり座れるように工夫されていて、その中には大人まで使えるものもあります。

この記事では、レビューからわかる「それぞれの良さ」を探して比較してみたいと思います。

 

記事本文は、執筆時点のランキングに基づいています。

最新のハイチェアのランキングは、こちらから見ることができます。

 

 

 

1.カトージ プレミアムベビーチェア

楽天ランキング1位のハイチェアは、カトージのプレミアムベビーチェアでした。

人気の理由は低価格ということと、赤ちゃんの成長に合わせて座面の位置を変えていけるロングユース性が訴求しているのかなと思います。

生後7カ月ごろから体重60kgまで使えるということなので、中高生または大人になるまで使っていけるハイチェアです。

こうした「大人まで使える」ということをひとつの売りにするベビーチェア・ハイチェアは、ほかにもストッケなどがあり、ハイチェアの中でも大きな割合を占めていますよね。

今回の記事は、そうした長く使えるチェアと、それとは逆に赤ちゃんの時しか使えないチェアを見比べるような興味をもって書いています。

囲み内はユーザーさんの口コミレビューです。適宜改行・強調させていただいています。

素晴らしい!
豆椅子にチェアベルトをして食べさせていたのですが、毎回食事の用意と掃除がとっっても大変で…今回思い切ってこちらを購入しました。涙が出そうになるほど、楽ちんです(笑)

満足です
離乳食を始めて食べることに慣れてきた6ヵ月の息子に購入しました。椅子に安定感があり、お座りの姿勢が維持できて離乳食あげやすいです。

ユーザーさんのレビューでの高評価は、おおむねコストパフォーマンスがいいという点に集中しているようです。ストッケでは食卓との高さが合わないのでテーブル付きのこちらを選んだという方もいました。

ネガティブな意見では、塗装の剥げや色むらなどの仕上げ品質の問題点を指摘している方がかなり多かったです。あとは最初の組み立てが少し大変、椅子の後ろ側の足元が出っ張っていてそこに足の指をぶつけやすいという声がありました。

レビューを読んで、いいのにあたればコスパ良し、外れにあたってしまったら残念なことになりそう、という印象を受けました。約4000件のレビューがあって平均4.18点なので、それなり以上の品質はあるのでしょうが、レビューを読んでいるだけだと、外れも多そうだと感じてしまいました。

 

 

2.イングリッシーナ ファスト

こちらもランキング上位のイングリッシーナのファスト。

テーブルに取り付けるタイプのベビーチェアなので、トレイなしでもみんなと一緒のテーブルでお食事できて、お出かけにも対応できるのが強みです。

手放せない
離乳食のスタートで、バンボでは嫌がる娘に困り購入。こんなに喜んで座るとは思いもしませんでした。こどもと言っても、生後数ヶ月でもちゃんと気持ちがあるのですね。ひとりできちんと座らせてもらえることが喜びにつながったようです。おかげで離乳食は順調に進みました。
そして外食も思う存分できるようになりました。
意外と使用していいですよと言ってくださるお店が多く(というか、断られたことはありません)ベビーカーではぐずっていた娘もご機嫌でお食事ができます。(持ち込み離乳食です笑)
とにかくいいお買い物ができたと大満足です。まだの方は是非!

ファストのレビューの高評価ポイントは、テーブルの高さに左右されない、脚がないので掃除が楽、スペースが狭くても置ける、外食にも対応できるなどでした。デザインがおしゃれという点でも満足度が高いようです。

不満な点は、立ち上がってしまうとかベルトのつけ外しが固いとかありましたが、おおむね皆さん満足しているようでした。

画像のリンク先とレビュー参照元はURUZAさんですが、F.L.Cloverさんでも同じ日本正規品が同じ値段でした。こちらはブランケットホルダーがおまけで貰えるということでしたのでリンクしておきます(プレゼントは時期によって変わるかもしれません)。

 

 

3.ベビービョルン ハイチェア

ベビービョルンのハイチェアです。おしゃれな見た目も魅力ですが、ビョルンのバウンサーのようにこちらもぴったり薄く畳むことができます。

テーブル部分が開閉して、ほかの機種でのベルトに相当するようにロックされるので、赤ちゃんを乗せやすく、さらに抜け出しにくいということが人気の理由になっています。

8ヶ月の娘に。
もっと早く買いたかった!と思うほど便利で安全に優れています!
体にフィットするからか、娘も気に入った様子(^^)
絶対に立ち上がれないし、煩わしいベルトなどないのですぐに乗せ降ろしができ、さらにお手入れも楽チン!手掴み食べで汚しても簡単にキレイにできます。毎日の食事のストレスが激減!
淡いピンクがとても可愛く、木のダイニングに一緒に置いていますがインテリアとしてもアクセントになりとても気に入りました!
ただひとつ難点は、いいお値段しますが(それでも買う価値は充分)長く使えないこと…小さめの娘なので、なるべく長く使えることを祈ります!

この商品では、椅子に立ち上がれない、抜け出せないということを高く評価しているレビューが多かったですね。それまでは双子ちゃんが相次いで脱走するので大変だったという方の書き込みには、光景を想像して思わずにやけてしまいました。

そしてもちろん、コンパクトで軽く扱いやすいというレビューもありました。

欠点はというと、あえて言えば価格が高めなのを指摘する声がありました。

 

 

4.ストッケ トリップトラップ

大人になるまで使える子ども椅子として代表的なストッケのトリップトラップです。こちらもハイチェアの人気商品ですよね。

赤ちゃんが安全に座るためには、ベビーセットやクッションを合わせて使う必要があります。

最高です
ちょっと高いので、半年くらいしぶりました。
でも思い切って買ってみると、安全、かわいい、子供が大喜び。細かい高さ調整で食べこぼしが減り、長く座って食べられるようになりました。
大人が抱っこしてよいしょと乗せなくても自分で登れるし、その際もちっともグラつかず、最後座ったらテーブルにちょっと近づけてあげるだけ。乗せてから椅子を押してもスススーっと移動でき床に傷がつきません。
組み立ても簡単。二人目が離乳食が始まったらもう一台絶対に買います。

レビューではまず、見た目を評価する割合がかなり高かったです。そして堅牢で安定感があること、思ったより軽いことが評価されていました。マイナスポイントは価格の高さを挙げている方が多かったですが、そういう方でも製品自体には満足されているようです。

 

 

5.コサット ヌードルハイチェア

こちらはイギリスのコサットのヌードルハイチェア。ベビービョルンと同じく赤ちゃんから幼児期までのための椅子で、ストッケやカトージのプレミアムチェアとは製品哲学が対照的です。

ヌードルハイチェアは、シート位置の高さが調節できて、テーブルに合わせたり床に座ってご飯をあげたりできるのが、他の製品とは違った点ですね。リクライニングができるのも便利そうです。

とにかく可愛い!
今まで木のハイチェアーを使っていたのですが、安定感と固さに不満がありこちらを購入しました。身長75cmの我が子を座らせた感じは安定感があり、シートの部分がビニル素材の為、柔らかすぎず固すぎず丁度良いです。まだ足がフットレストの足をのせる部分に届きませんが、フットレストの角度が調整できるので特に問題ありません。見た感じは、本当に可愛い!我が子も気に入った様で良い買い物でした。

レビューでは、テーブルの脱着が簡単、ベルトが5点式なので安心感がある、洗いやすい、拭きやすい、そしてかわいいといった高評価ポイントがありました。

欠点としては脚を広げると案外場所を取ることが気になる方が複数いらっしゃいました。またサイズが少し大きめのようで、大きい赤ちゃんにはいい半面、赤ちゃんが小さい間はベルトが緩いという声がありました。

 

 

ハイチェアの2タイプについて・まとめにかえて

こうして見てきたように、赤ちゃん用のハイチェアには、赤ちゃんの時だけ使うもの長く使える木製のものがあります。

どちらを選ぶかはユーザー個々の考え方次第になりますが、私個人的には(個人的にはですよ)、成長しながらその時々に合わせて最適なものを選んでいくのが一番いいんじゃないかなと考えています。

赤ちゃん目線での座り心地や
お手入れを考えると、乳幼児期だけの椅子と割り切り
その後はまた考えたほうがいい気がしてきました。

これはある製品についたレビューの一部ですが、私もほぼ同感です。インテリアとの調和ブランド意識、長い目で見た時のコストパフォーマンスでは、木製チェアに軍配が上がるのかもしれません。ただやはり、人のほうが家具よりも長く生きて大きく変化もしていくわけですので、そのときどきに「もっといいもの」があるんだろうなという気はしています。

今回はハイチェアのランキング商品のレビューを読みながら、それぞれの良さや赤ちゃんの椅子にとって大事なことについて考えてみました。ハイチェアが気になる方の参考にしていただければ幸いです。

ハイチェアの最新のランキングはこちらからご覧になれます。