チープシチズンやチープカシオが細腕にも優しいぞ
ちょっと前に、愛用していた腕時計が止まってしまいました。5年以上使っていたので、おそらく電池切れが原因でしょう。
それなりに愛着もあるとはいえ、もともと安い物だったし、使った期間の長さから言ってじゅうぶんに元は取っています。
また電池を交換して使ってもいいけれど、デザインも少し派手なので(文字盤が赤でした)、今回はこのまま保管しておくことにしました。
そして今回もまた、安いメンズ腕時計を探して買うことにしました。そしたらチープカシオよりいいのが結構あるじゃないですか。
前からこんなにあったかな?
昨今のメンズ腕時計は大きすぎる
かつて男性用腕時計の世界では、デカ厚のケースが大流行しました。
直径5cm近いものもあって、これはひょっとして手首じゃなくて足首用なんじゃないかってくらい、凶悪なサイズの腕時計もありました。
もしくは特撮ヒーローに変身できるんじゃないかっていう。
直径52mm!それに重そうだし。
共感してくれる人も多いと思うけれど、今世紀初頭からの10年くらいは、細腕男子にとって受難の時代だったのです。
スマホもあるし腕時計の必要性が微妙
お堅い系の会社員なら、身だしなみとしての「きちんとした腕時計」が必要なのかもしれません。
あるいは僕は好きな言葉じゃないけど、取引の相手に「ナメられない」ことも重要かもしれません。
でも僕の場合は根無し草のごとき自営なので、時計のブランドや価格には制約がありません。
つまり新規の対外交渉の機会が少ないし、あったとしても時計のブランドで経済状況を判断されるほどのレベルには全然ないのです。
時計なんて時間がわかればどんなのでもよく、ある程度デザインが好みならそれでいいというのが僕の基本姿勢です。
だいたいみんなスマホで時間を確認してませんか?
今は僕と同じように、腕時計はファッションウォッチでいいという人も結構いるんじゃないでしょうか。
腕が細いという特殊事情
デカ厚時計のブームの余波は今も完全に収まったとはいえず、メンズ時計は大きいのが偉いという風潮がまだあるようにも見えます。
少なくとも通販のサイトを見ていると、今のメンズ時計は自分にはどれも大きすぎると感じてしまうのです。
こんな悩みを持つ細腕男性、ほかにもいません?
細腕男性に似合うメンズ腕時計とは
僕の手首まわりは14cm前後。
僕のような細腕男性に似合う腕時計は、まず文字盤の直径が小さめであることが第一の条件です。
具体的には32mmから35mmくらいまでが、見た目てきに自然な感じでフィットします。
もう少し大きくても違和感はありませんが、40mmを超えると明らかに大きく、自然さがなくなり、個人的には「腕時計をぶら下げてる」印象が出てきます。
G-SHOCKのような形ならまだいいんですけどね(46.4mm)。デザインによっても変わります。
またその他に、ベルト(バンド)の調節幅が細腕に対応していることも必要です。
ここは本当に注意しておかないと、金属ベルトの時計では抜けるコマを全部抜いてもゆるかったりしますし、革バンドの腕時計では穴を余分に開けてもらう必要があったりします。
なのでベルトは、取り外して別のものと替えられるようになっているものが無難です。
以前は直径小さめでなおかつベルトも短くできるメンズの腕時計って貴重で、しかも安いものとなるとそう簡単には見つけることができない…、できなかったんだけどなあ…、
そう何年か前まではね…。
というのも、今回探してみたら、あっさりざくざく見つかったんですよ。
セイコーファイブ
以前、セイコーファイブという逆輸入の時計が流行したことがありました。
安くてまともに見えるし、セイコーだから安心ということもあったでしょう。
今でもたくさんありますね。7000円台から3,4万円くらいのものが見つかりました。画像のものは直径35mm。ちょうどいい感じです。
でも今回は、もっと安い腕時計を探しますよ。
チープカシオ
カシオの安い腕時計はチプカシ(チープカシオ)と呼ばれて人気がありますよね。
カシオの製品ラインとしてはカシオスタンダードと呼ばれるものが主です。
これは要するに時計屋さんのショーウィンドウに入っている時計ではなくて、どちらかというとディスカウントショップやホームセンターのレジ横で、箱入りでぶら下がっている時計です。(以前はマルマンとかよく見かけましたね)
そういうカシオの安い時計の中から、好みのデザインのものを探してファッションに取り入れている若い子たちがいます。それで若い子たち以外の注目もあつまってきました。
アナログ、デジタル、いろんな種類がありますよ。
これ1000円しません。シンプルでカジュアル。でも文字盤はプリントですね。文字盤の直径は33.8mm。
こちらは実売2000円ちょっと。38.5mm。カレンダーも曜日もついてて、2000円にはとても見えません。
ぱっと見G-SHOCKですよね。これも2000円しません。
チープカシオにはたくさんの種類があります。
チープシチズン
結局僕はシチズンの安い時計を買いました。
いわゆるチープシチズンです。
買ったものはこれ。
Q&Q Falcon V708-850
Q&Qもよく箱入りでレジ横にぶら下がっている時計ですね。僕が買ったものの文字盤には、Q&QではなくFalconと筆記体で入っています。直径32mm。
革バンドは型押しで、高級感がなくもないですが、固くてなじむまで時間がかかりそうだったので手持ちの茶系のNATOタイプのベルトと取り換えました。
元の革バンドは、中に固い厚紙が入っているような感触です。
ベルトを取り換えたことで、今はだいぶカジュアルな見た目になりました。
そうそう、気になる値段は1000円程度。ポイントが付く場合は1000円を切る値段で買えてしまいます。
今はこんな時計が1000円で買えるんですね。驚きです。服に合わせて気軽に取り替えられる値段ですよね。
チープシチズンで僕がそのほかに気に入ったものをいくつか紹介しますね。
アラビア数字のシンプルな時計。シンプルなだけに上級者向けかも。34mm。1000円程度です。
タイメックス風。42mmで僕の腕には大きいサイズですがこういうのもいい。
これもFalcon。38mmなので細腕でもいける大きさですよ。
ベルトが革とナイロンのコンビになっています。32mmと小さめで、秋冬のおしゃれに使いたくなる時計です。
これもいいなあ。36mm。
そしてこれ、1000円には絶対見えないと思います。34mm。
まだまだあります。なんだか僕が買った時よりもまた種類が増えています。
プチプラメンズ腕時計まとめ
上に挙げたほかにもスウォッチ風、G-SHOCK風、金属ベルト、懐中時計、ソーラー時計と、シチズンの激安腕時計にはチープカシオ以上にたくさんの種類がありました。
僕もまた新しいのが欲しくなってしまいました。ユニセックスに近いメンズ腕時計が多いのも細腕男性にも優しいですよね。
チープカシオもいいけれど、チープシチズンも見てみると、きっと安くてかっこいい腕時計が見つかりますよ。