室外機に日よけをしてエアコンの冷房効率を上げよう
エアコン室外機にカバーなどをして直射日光を遮ることで、冷房効率を上げることができます。
今回はエアコン室外機のカバーや日よけの選び方をお伝えして、比較的安価な製品を紹介します。
エアコン室外機は熱交換器
エアコンの室外機は、室内の空気から熱を取り出してを屋外に排出する「熱交換器」です。
効率よく部屋を冷やすうえで、その熱交換器自体が過熱してしまうのはよくありませんし、長期的には故障の原因にもなります。
ですのでエアコンの室外機は風通しのいい日陰に設置するのがベスト。
それができない場合でも、室外機カバーや日よけで日陰を作ってやれば、エアコンの冷房効率を高めることができます。
山善マグネットアルミエアコンガードのページより引用。
楽天ランキングから室外機カバーの製品紹介
楽天ランキングの上位から、3種類の室外機カバーを紹介します。
1.室外機全体をカバーするタイプ
山善のアルミ製室外機カバーです。全体を覆うこのタイプは、日射の角度によらず日光を遮ってくれます。
このタイプのカバーを選ぶ際には、ぎりぎりのサイズではなく、必ず室外機よりも大きめのサイズを選ぶようにしましょう。
室外機とカバーの間に十分な余裕がないと熱交換の妨げになるほか、排気ファンにも負担がかかってしまいよくありません。
2.上部を覆うタイプ
このタイプは室外機の上にパネルを乗せて庇を作るような形。
簡素な形ですが、一番暑い時間帯の上からの日差しをしっかり遮ってくれます。
また排気や放熱の妨げになるものもなく、設置も手軽で、価格が安価なのもメリットです。
この製品はマグネットで留まるようになっているもので、他にはベルトで固定するタイプなどもあります。
適当な材料があればDIYで自作もできそうですね。
3.日よけシェード
こちらはもう少ししっかりした大型のサンシェード。
ユーザーレビューを引用します。
組み立ても簡単であっという間に出来ました。白なので見た目もさわやかでいいです。取り付けてから間違いなく部屋の涼しさが増しました。もうちょっと取り付けがしっかりしていたら風が吹いても安心かなと思いました。
これで エアコン止まらなくなりました ほっ組み立ても簡単で女性の私でもすぐできました
このように、室外機への直射日光を遮ることで冷房効果は高まります。
炎天下に駐車していた車と日陰の駐車場に置いていた車とでは、車内の温度に大きな差が出ますよね。
その差がエアコンでは熱交換の効率や、ひいては電気代に直結してきます。
エアコンの効きが弱く、室外機を日向に設置している場合には、こうした室外機の日よけを検討してみることをおすすめします。